歴史と文化

円 空

「円空」、 時を越えて円空仏は静かに語りかける。
円空は寛永9年(1632)美濃国郡上郡(ぐじょうぐん)の南部、瓢ヶ岳(ふくべがたけ)山麓(美並村)で木地師の子として生まれたと推定されています。

円 空

瓢ヶ岳の鬼退治

郡上の名峰、瓢ヶ岳。そこには、次のような伝説が残されています。
「昔瓢ヶ岳には鬼が住んでおり、たびたび粥川の里に下りてきて人々を悩ませていた。そこで、帝の命により、藤原高光が鬼退治をすることになったが、鬼は変幻自在に行方をくらまし、見つけ出せないので高光は困り果てていた。

瓢ヶ岳の鬼退治

六社めぐり(六社一観音めぐり)

高賀山麓にある六社を巡回して参拝する信仰で、高賀山信仰が盛んだった江戸時代から昭和20年ごろまで行われていました。現在も、白谷観音(関市板取)を加えた「六社一観音めぐり」が行われています。

六社めぐり(六社一観音めぐり)